あんなセックスは初体験でした。
味も素っ気もないという言葉を、そのまま当てはめられるものでした。
相手は慣れた様子で即座にシャワー。
次にバスタオル姿で出てきて、裸にされてフェラを始める。
このフェラだってほんの少しだけでした。
次に驚きの行動、コンドーム被せです。
まさにポカンでした。
そして挿入しろと言うのです。
体に触ろうとすると、拒否されます。
しっくりこないまま挿入開始。
挿入すれば、女性は基本的に声を上げます。
その声が出ないのです。
表情一つ変えないのです。
ダッチワイフ以下だと思いました。
セックスが終わればすぐに帰ることになります。
年増の巨漢に3万円の支払いをしました。
合計時間30分。
狐につままれるって感覚を始めて味わいました。

 

 援デリという言葉を、古くからの親友から聞かされました。
定期的に飲みに出かけている親友です。
「典型的な業者のパターンじゃないか」
「業者って?」
「悪質な風俗業者。売春斡旋業者のこと。援デリって多いんだよ」
美味しい条件を提示してきて、相手を誘い出す。
見せてもらった写メとは全く違った、モンスタークラスのデブスや巨漢がやってくる。
全く反応しない、体を触らせない。
すぐ挿入で、すべての行為が30分で終わる。
これが業者の特徴だったのです。
業者にホ別3も支払ってしまっていたのでした。
「ネットの出会いに詳しくないとさ、業者に騙されちまうんだよね。被害ケースは多々あるよ。下手すりゃ財布の中身を盗んでドロン」
「そんな酷いの間で?」
「決して少なくはないね」
改めて、ネット社会の怖さというものを知りました。
顔が見えないのですから、相手を騙すのはとても簡単なのです。
親友は続けて言いました。
「素人と援交したいなら、老舗の出会い系サイトを使うべきだ」
知らない間に、彼は出会い系サイトで女の子探しをしていたようです。