18歳独身男子大学生の高校一年生の時のゲイとの出会い

ここで一つ昔の話を。

『たかし君のこと、好きなんだけど…』

俺が人生で初めて告白されたのは、高校一年生のときだ。

男子校に入学した、俺。
その高校は、小学校からエスカレーター式の学校で、大学までついている。
私立大学の雄とまでいわれている、名門であり金持ちの子息ばかりが通う学校であり、偏差値も高いブランド校だ。

俺は中学まで公立でいたが、高校からこの男子校に入学した。
理由は、大学受験したくなかったから。受験しなくても、ここの付属大にいけるなんてラッキーだと思ったのだ。
親も、この高校に関しては、私立だろうがOKしてくれた。親にとっても、息子がここの生徒だということは一種のステイタスに
なるからだ。
そんなこんなでお互いの利害が合致し、入学するに至ったのだが…入ってびっくりするばかり。

ここ、ゲイをカミングアウトしている生徒が普通にいる。
いや、本当にゲイかどうかはわからない。

ただのノリでゲイだよーっていっている奴もいれば、本気の方もいるかもしれない。
本で読んだのだ。ある集団があるとすれば、その中で必ず一定の割合で同性愛者は存在する。
本人がそれを周りに公言するかどうかの違いだ、と。

男子校という環境は言いやすいのだろう。

ここまで話せば察しはつくと思う。

そう。俺に告白してくれた記念すべき第一号は、男だった。
しかも同じ水泳部の部員。同級生。クラスも一緒。そして、イケメン。

こいつはすごい。名前の前にイケメンがつく。イケメンK(仮名)。
そういうあだ名で呼ばれている。

男子校には陰キャラと陽キャラで分かれている。そういうヒエラルキーがあり、このイケメンはもちろん
陽キャラだ。

俺は戸惑った。でも美形に告白されて嬉しかったのも事実だ。
今まで誰とも付き合ったことはなかったけれど、この告白に対してOKの返事をだした。

彼は嬉しそうに微笑んで、それがまた綺麗だった。普通の並クラスの女子よりずっと、綺麗だった。

俺はゲイなのか、なんて環境のおかげで悩むこともなく軽いノリで付き合い、そして三ヶ月で別れて…

いままた同じ大学で同じゼミに所属している。

こういうのをなんて、いうんだっけ。

腐れ縁、なのか。

オネエでも恋がしたい